ラミネートフィルム選びの重要性について
2015/06/11
どんなに高性能のラミネーターを使っていても、ラミネートフィルムが粗悪品だと仕上がりが悪くなります。
このため、ラミネートフィルムの選択も重要です。
最近はあらゆる製品が中国や東南アジアで製造されるようになり、ラミネートフィルムもほとんどが海外製となりました(私は国産のフィルムを見たことがありません)
これらの製品の中にはまれではありますが、非常に品質の悪いフィルムがあるので注意が必要です。
特にノーブランドで激安品に多い傾向があるようです。
具体的な例としては、
- フィルムの形がゆがんでいる・長さが違う(2枚のフィルムがきちんと貼り合わない)
- 加工後に反る、波打つ(どんなに調整しても)
- 糊が溶けない
- 実際より薄い(例えば100ミクロンなのに、コシがない)
- 静電気がひどく、原稿を挟むのに一筋縄ではいかない
- ゴミ、ほこり、虫などが混入している
などがあります。
これらのフィルムは単に仕上がりが悪いだけでなく、フィルムの巻き込みなどのラミネーターの故障の原因となる場合があります。
安いのには理由があります。他と比べてあまりに安いフィルムには注意した方がいいかもしれません。
ラミネートフィルムについては、加工をしてみないことには、品質の良し悪しはわかりません。
迷った場合は、まずはラミネーターと同じメーカーの純正フィルムを使用してみることをおすすめします。
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