最近のトレンドはウォームアップ時間が短いことなのだろうか
久しぶりの投稿になってしまいました。
少し前になるのですが、アコ・ブランズ・ジャパンからウォームアップ時間が約90秒のラミネーターが発売されました。
【詳細】アコ・ブランズ・ジャパンのFUSIONシリーズ
また、その前後に明光商会からもウォームアップ時間が同じく90秒のラミネーターが発売されました。
【詳細】QHE325
90秒といえば、ラミネーターの電源を入れてから、フィルムを箱から出して、原稿を挟んで、などとしているくらいの時間です。つまりほとんど待ち時間を感じさせない時間だと思います。
従来のラミネーターでは、だいたい5分間くらいの待ち時間が必要でした。ラミネーターのよくある光景で、加工しようと思って電源をつけたまま、忘れてしまい、思い出した時には30分くらい経っていて部屋の中にラミネーター臭が充満していたり、自動電源OFF機能が働いて電源が切れてしまっていることがあると思います。90秒ならこのようなうっかりミスは起こらないでしょう。
私の勝手な想像ですが、上記のような問題があり、ユーザーからの要望が強いのでメーカー側も開発したのかなと思っています。待ち時間が短くなることはいいことだと思います。
さて、ではどのようにして待ち時間を短くしているかですが、これらのラミネーターに共通するのは、どれもワット数が1000W以上と高めということです。私は電気の専門家ではないのであくまで推測ですが、大電流で一気に加熱してしまうのではないかと思います。通常のラミネーターは1000W以下(業務用ラミネーターを除く)なので、おそらくこの推測はあっていると思います。
ですので、もしデメリットがあるとすれば電気代がかかるのかもしれません。ただ、ダラダラと温めるより、一気にしてしまった方がもしかして効率がいいのかもしれません。
今のところ、アコ・ブランズ・ジャパンと明光商会と、あとコクヨも90秒起動のラミネーターを発売しているようです。今後のトレンドになるかもしれないので、注意して見ていこうと思っています。
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